踊りたい衝動

こんにちは。
先週のブログ更新すっかり忘れておりました。
急にリンパ線が腫れて検査しても原因がわからなかったり、
夏のこと秋のこと考えていたら春を感じる余裕がなかったり。
見た目は普通でも、頭の中いっぱいいっぱい。

レストラン店長板倉です。

そんな中、先日とある舞台を観に行きました。

お芝居をする俳優さんの傍に
そのシーンの情景を表現するように
コンテンポラリーダンサーが毎回いるんですね。

風景に馴染んで全く違和感がないかと思えば
悲しみの水、怒りの炎、など俳優さんを取り巻きながら
10人ぐらいでその感情を表現していて。

お話も時代物だったけどわかりやすくて面白かったし。
音楽も生演奏で素敵だったし、
総じてとってもよかったのですが、

やっぱり印象に残っているのが
コンテンポラリーダンサーの存在でした。

私が創作ダンスを始めたのが高校1年の春(約20年も前!!)
先生が教えてくれるのはいわゆる舞踊的な表現。

今思うととってもダサくて思い出すだけで笑っちゃうけど
真剣に取り組んでたなぁ。井の蛙大海を知らず。

でも体一つで感情を表現することが面白くて、
大学でも続けようと決めて。

そしたらもっと広い世界が広がっていて。

顧問の先生に影響を受けて
「ピナ・バウシュ」の世界観に憧れて。(映画化もされていますので是非に!)

こういう芯の強い女性になろうと密かに思ったのもこの頃。

店長の自分
妻の自分
嫁の自分
娘の自分
姉の自分
何にも属さない自分

全部が本当の自分じゃなくて、
それぞれに演じている自分がいる気がします。

本当の自分って何?って疑問になるんですが、
それが自分だと思います。

自分がそう思えばそれが自分なんだと思います。
どの自分も割と好きです。笑

こんな風に考えるようになったのも
コンテンポラリーダンスに出会ったから。

舞台で華麗に舞うダンサーを見て
久しぶりにゾワゾワっとして

次の日スタッフに
営業中に踊ったらすみませんと伝えた私です。笑

今週もお読みいただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう。

店長 板倉