人生楽ありゃ苦もあるさ

こんにちは。
マスクをしていると、宮沢りえさんに似ていると言われるようになり大変恐縮しています。
レストラン店長の板倉です。

第6回目は「表現」について。

第1回目の自己紹介にて、高校・大学と創作ダンス(モダンダンス)に熱中していたことを書きました。
地元の上田にいた頃は、母校の部活に指導と言ったらかっこよすぎますが、OGとしてアドバイスに行っていました。
もうすっかり動けないので、一丁前に口だけ出しに。

先月末に、途中まで関わっていた生徒たちの最後のステージがあり、県外のOGは観にいくことができなかったのですが、生徒が動画を送ってくれました。
細かいことはさておいて、とにかくエネルギッシュで、キラキラしていて、今という時間を精一杯楽しんでいる様子に、私も元気をもらいました。
こんな私を慕ってくれて、頼りにしてくれてありがとう。

いわゆるモダンダンス、コンテンポラリーダンスに正解はありません。
決まったステップもないし、カウントもない。
自分の思うがままに、体の赴くままに動く。
音が無くても、立っているだけでも、呼吸しているだけでも、立派な表現です。

今の時代、ネットでいくらでも他人の作品を観ることができます。
だから、私たちが高校生の時よりはるかに上手い。
真面目だから、綺麗にかっこよく踊ろうとします。
自分の考えに自信がなく、正解を求めようとします。

でも、自分で考えて創造することの難しさ、0から1を生み出す苦しさを経験してほしいし、その先にある面白さを体感して欲しくて、あえて考えさせるようにしていました。(偉そう!笑)
上手くなくても、一生懸命もがいている様がかっこよかったりします。
人間味あふれる表現が私は好きです。(恩師の影響でピナ・バウシュが好き)

私自身も学生時代は勉強そっちのけでダンスのことを考えていました。
常にアンテナを張って、メモを取って、動いてみて。
今もそのクセは残っていて、メモが多すぎて、やりたいことが多すぎて、よく考えもせずとりあえず口に出すもんだから、スタッフの皆さんを振り回してしまっている気がします。

でも昔からそんな私のそばには、それを形にしてくれる人、現実的に考えてくれる人がいます。
家族がそう。すぐに否定せず、協力しようとしてくれます。
旦那がそう。暴走する私を現実的理論で一旦落ち着かせてくれます。それはもう何も言い返せない理論で。笑
みどりえにも、私の漠然としたイメージを形にしてくれるスタッフ達がいます。

みんなに感謝です。

ステージをみどりえに移し、精一杯表現していこう。
0から1を生み出すために、たくさん苦しもう。

「人生楽ありゃ苦もあるさ」

苦しまないと、楽しいことはやってきません。
たくさん楽しむために、たくさん苦しむ。
そう思うと、苦しい時期もポジティブに迎え入れることができるようになりました。

今の世の中の状況も、きっと明るい未来が待っていると信じて、今は我慢の時ですね。

今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また来週お会いしましょう!

店長 板倉